ストレートネッカーのブログ

私立文系の大学生(ハタチ) 主に映画、アウトドア、語学、禁欲について書いています

ゼミを選ぶ際には

 

 

僕は人に好かれやすい人間ではない。好かれる人のその所以は僕の知るところでない。

 

 

 

 

自分に対する他人の評価を知ることはあまり簡単なことではない。言わないと伝わらないというのもわかるが、伝わらなくても行動として出てしまうこともある。好きや嫌いの感情は人はなんだかんだで他人から読み取ってしまうものだ。

 

 

 

 

それほどに強い感情であるということと、人生における人間相互の関係性の重要性から他人から嫌われることを知ると、それなりに堪えてしまう。

 

 

 

 

僕は今、大学3年の春を迎えゼミ参加から半年程経ったのだが、辞めたい気持ちと辞めてたまるかという気持ちのせめぎ合いを毎週のゼミ授業ごとに繰り返している。

 

 

 

 

研究分野という言葉が当てはまるようなしっかりとした活動はしていないが、経済学部にいながら経済そっちのけでITについて学んでいる。産業分析とかそういう経済に絡めた話は一切なく、情報学部と同じようなことをしているのです。

 

 

 

 

なんでこのゼミに入ったかとか具体的な内容とかの話はまた今度、別の記事に書こうと思うが、僕が選んだゼミは同一分野を研究するゼミの中では実績、人気ともに3つあるうち2番目という立ち位置であった。

 

 

 

 

3つのうち2番目というのを聞くとまあ、悪くないんじゃないの⁇と思われるかも知れないが、経済学部でありながら情報学部の真似事ようなことをしているゼミを選ぼうという学生はそう多くなく、定員をある程度満たしているのは1番人気のゼミと僕の入っているゼミだけ、3番人気のゼミは定員を大きく下回っている状態なのです。

 

 

 

 

学部内での評価はそれほど良くないIT分野も企業側からの評価はある程度良いらしく、就活を目論んでのゼミ選択という学生の思惑も当然生じる。そして実際、IT分野内での1番人気のゼミには意識高い系の学生(全く悪意のある意味では使っていません。)や本当にガジェットに詳しい学生なんかが集まる素敵な場所なのです。

 

 

 

 

そんな素晴らしいゼミを横目に見ていた2年生時点、僕は2番人気のゼミを選択してしまうのです。選考でも通って当たり前のゆるい面接を経て、無事や災難か、このゼミを第1志望で決めてしまうのです。

 

 

 

 

そして初めてのゼミ生の顔合わせで担当教員が発した言葉「みんな一緒に卒業できるように協力しましょう。」な、なんとこのゼミに集まった学生の7割は単位落としまくり、GPAが4.0点満点中1点、もしくは0点台という酷い有様だった訳です。

 

 

 

 

とはいっても、教員は毎年シラバス通り進めなければ自身の首を締めることになるので、それなりの内容をグループ形式のプレゼンで求めてくるのです。

 

 

 

 

単位を取れないような者がグループの人数としてカウントしても、1人分の力もないので言わずもがな、できる人間がその分の負担を背負うことになるのです。

 

 

 

 

まあ悪口を言い出したらきりが無いので辞めますが、人気のないゼミには教員含めそれなりの理由があります。これからゼミ選びをする方のうち意欲のある学生に助言するとすれば、人気ゼミには一回受けておけということです。

 

 

 

 

ゼミだけでなく何に対しても言えることですが、理想と現実のギャップにいつも苦しめられます。吟味した上で良いと思って入ったゼミも実際はそうでなかったり。仲良くなりたいと思ってた人がした意外な行動にガッカリしてしまったり。映画館で女の子と見る映画に限って1/2の確率でハズレだったり。

ちょっと違うか笑

 

 

 

 

僕はあらゆるものに期待をすぐ抱いてしまう。で、自分の思い通りにならず勝手に悲しくなる。

自分中心の自意識の高さは相変わらずである。